(3月31日付け、WFPの朝鮮活動月例報告から)

〜現地生産─1年が過ぎて〜

2000年3月は、WFPによる混合食料(トウモロコシ大豆ブレンド)とビスケットの現地生産1周年を記す。

1年で、現地生産された7,122トンの食糧は、出来るかぎりコスト効率の良い方法で製造され、そして、最も傷つきやすい者、つまり子どもたちのためになってきた。トウモロコシ大豆ブレンド約3,731トンが生産され、保育園と幼稚園に配分された。2歳以下の平均して427,000人の子どもたちがトウモロコシ大豆ブレンドの恩恵をこうむった。ビスケット生産は、592,000人の学童のための3,340トンであった。

今年中は生産はピョンヤンに限られていて、それは、分配地域が黄海南・北道、平安南・北道、ケソン市、ナムポ市、そして、ピョンヤン市だけで行なわれていることを意味する。

生産がまた各地域の中心地、すなわち、シンウィジュ市、それにひどい打撃を受けている北東部の2ヶ所、ハムフン市とチョンジン市にまで広げられうるよう、追加の機械と予備部品が注文された。

「私は、今年達成された前進を本当に誇りに思う」と、現地生産担当のWFPエマージェンシー職員のアフメド・ザカリアは話し、「そして来年、私たちはもっと多くの朝鮮の空腹な子どもたちに到達しなければならない。」

〜「労働のための食糧」受益者女性の生活の1日〜

WFPの「労働のための食糧」労働者のおよそ57%は女性であり、彼女たちの必要を満たすことがプロジェクトの目標と実施の重要な一部である。「労働のための食糧」プロジェクト現場への何度もの訪問を通じて、また、女性労働者とのインタビューを通じてWFPエマージェンシー職員のマルツィア・モンジオージは、彼女らが「労働のための食糧」活動についてどう思い、彼女たちの一日をどのように過ごすのかを知ることができた。

午前5〜6時:      起床、朝食、洗濯、調理
午前7時ないし8時:   彼女は徒歩か自転車で自宅を出て、プロジェクト現
             場へ到着
午前8時ないし9時〜12時:プロジェクト現場での労働
12時〜午後2時:     昼食(自宅かプロジェクト現場で)
午後2時〜5時ないし6時:プロジェクト現場での労働
午後5時ないし6時:   帰宅の途に
午後6時〜8時:     夕食、家事、畑仕事(個人用畑が
                       ある場合)
午後10時:        就寝

自分の家族に食べさせたいと願う世界中の女性たちと同様に、彼女たちの主な関心は彼女らが受け取る食料の量であり、そして、食料外の品目(例えばシャベル、くわ、ブーツなど)の支給が食料の減少を意味するのではないかと心配する。(そういうことはない。)もし食料外の品目が食料の量に影響しないならば、彼女たちはブーツや手袋やスカーフや作業服や、それに、彼女たちのきゃしゃな背丈でも扱いやすい、もっと小さなサイズの道具を求める。理想を言えば、彼女らは少なくされた仕事量で食料割り当ての同じ量よりは、むしろ同じ仕事の量でより多くの食料の方を好む。

プロジェクト現場での作業時間は、日に6時間から8時間まで変動しうる。女性たちは、特定のノルマに応じてではなく、彼女らの能力に応じて働く。

聞くところ、最も共通したやり繰り手段のひとつは、農村に住む彼女たちの親戚から追加の食料をもらうことである。