2000年7月29日

New Drought Plagues N. Korea

新たな干ばつが朝鮮を悩ませる

http://dailynews.yahoo.com/h/ap/20000729/wl/nkorea_drought_1.html

ウィリアム・フォアマン(AP通信記者)

北京(AF)─朝鮮における新たな干ばつが、稲田を干あがらせ、生育シーズンの真っ最中に地割れを起こさせ、目標にしているトウモロコシ収穫にひどく打撃をあたえており、飢饉の5年間を終わらせる努力を遅らせている、とある援助職員が土曜に語った。

今シーズンの収穫は、悪天候によって引き起こされ、その秘密主義の共産主義国の何十年かの経済政策の失敗で一層ひどくさせられた破壊的な欠乏からの再生の始まりになると多くの人々が期待した。

しかし、定期的な朝鮮訪問を認められている少数の外国人の一人である、慈善団体カリタス香港のキャシー・ゼルベガーは、10日間の旅行の後、ぞっとするような状況を語った。

朝鮮のトウモロコシ生産農民のうちには、慢性的な干ばつ続きで目標収穫量のわずか3分の1しか期待できないと見ている人々もいる、と彼女は言った。

「私たちは復興と開発に徐々に進もうと本当に一生懸命やった」とゼルベガー氏は北京に立ち寄った際に述べた。「もし収穫が悪ければ、私たちは振り出しに戻ってしまう。食糧援助ということに。」

朝鮮の2200万の人口は、同国の農業部門が崩壊した1995年以来、寄贈された食糧に依存してきた。飢饉は人口のうち数十万人を死なせたと信じられている。

ゼルベガー氏は、彼女が訪れた場所では飢饉は抑制されているように見えたと語った。しかし、長引く飢餓の影響は依然として、特に子どもたちに明らかだと述べた。

「子どもたちは年齢の割に小さすぎる」とゼルベガー氏は言った。「しばしば10歳くらいの子かなと思ったとき、その子たちは実際には15歳とか16歳なんです。」

金曜に終わったゼルベガー氏の訪問では、南東部の江原道と平安北道、それに、北東部の咸鏡道を回った。大抵の外国人旅行の場合のように、彼女の旅行計画は政府によって制限された。

彼女のグループの農業専門家たちは、干あがった川床、しおれたトウモロコシ苗、地割れした土だけがある稲田を見てきた、と彼女は述べた。

朝鮮の国営通信社は、同国は前例のない干ばつに見舞われていると報じた。報道によると、数十万エーカーの農地が被害を受け、同国はさらに支援を必要としていると言う。

先月、アメリカは朝鮮に5万トンの食糧寄贈を発表し、韓国は肥料10万トンを寄贈している。

朝鮮の経済的な困難が、韓国との関係改善への同国の最近の決定のカギとなる理由だと信じられている。

はじめて会談した双方の指導者は、先月、朝鮮の首都ピョンヤンで、和解促進、経済交流、そして、最終的な再統一に向けて協力することに合意した。

その会談は、平和条約なしで終わった1950年から53年の朝鮮戦争以来の最大の外交的躍進だった。