世界食糧計画(WFP)
2000年9月29日

WFP concerned over DPRK food production
WFPは朝鮮民主主義人民共和国の食糧生産について懸念

http://www.reliefweb.int/w/rwb.nsf/6686f45896f15dbc852567ae00530132/
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ローマ

世界食糧計画の専務理事キャサリン・バーティーニ氏は、今日、朝鮮民主主義人民共和国における深刻な干ばつと最近の台風が、今年の収穫に悪い影響を及ぼしうると懸念を表明した。

「今年の収穫が事前に予測していたよりも少なくなる兆候が強まっている」と、訪問中の朝鮮民主主義人民共和国のペク・ナムスン外相との昼食会の後、語った。「WFPと食糧農業機関は、損害を査定するため朝鮮民主主義人民共和国へ調査団を送る予定であり、また、2001年には同国は、今年受け取ったよりずっと多くの食糧援助量を必要とするかもしれないという見込みについて目下、調査中だ。」

先月、世界食糧計画は、総計87万6,933トン、費用3億5,800万米ドルを提供するよう、朝鮮民主主義人民共和国における緊急援助活動を拡張した。その活動は、 1999年7月に開始されて2000年12月まで継続し、朝鮮の、特に学校の全ての子どもたちのような最も飢えた人々、最も危険な人々、790万人に食糧を提供するのを目的とする。

「我々は、来年は今年より緊急援助活動を縮小したいと考えていた」とバーティーニ氏は述べた。「しかし、今のところ、我々は少なくとも昨年と同じくらいの寄贈を国際社会に求めることになりそうなのは、ほぼ間違いない。」

バーティーニ氏とペク・ナムスン氏との会談で、2人は進行中の活動と有りうる新たなニーズのためのWFPとしての必要条件を話し合った。

朝鮮は現在、少なくとも6年連続の食糧不足に直面している。この間、WFPは見積り額6億2,500万米ドル相当の180万トン以上の食糧を寄贈してきた。

今年の不規則な天候パターンと、食糧や肥料、農薬など農業投入物を輸入するための同国の能力が限られていることとが結び合わさって、今年の秋のトウモロコシとコメの収穫はかなり落ち込むという懸念が出てきた。

この間、韓国が北の隣人に食糧を提供すると木曜日に表明したことをバーティーニ氏は歓迎した。総計10万トンがWFPを通じて寄贈されることになる。

「これは本当に歓迎したい」とバーティーニ氏は言い、「来年の食糧ニーズを満たす朝鮮民主主義人民共和国の能力について懸念が広がっている時に特に表明された貢献だ」と語った。

世界食糧計画は、世界の飢餓との闘いにおける国際連合の第一線の機関である。 1999年にWFPは世界の大抵の難民と国内流民をふくむ82ヶ国の8,900万人以上の人々に食糧を提供した。