飢餓を防止するには朝鮮へのさらなる援助が必要

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バチカン市国

Caritas 2002年7月5日

カリタス・インターナショナルは、朝鮮の食糧事情の安定性についての懸念から、朝鮮への援助を増やすよう国際社会に訴えている。昨年中の改善された収穫にもかかわらず、外国援助約束の落ち込みで朝鮮の人々が受け取る支援量が減り、多くの人々が再び食料探しを強いられている。

バチカン宮殿にある連合本部でのカリタス朝鮮カントリー・グループ会合で、援助国が朝鮮への関与を増やさなければ、同国は飢饉に逆戻りする恐れがあると、代表者らが語った。

「朝鮮の人々は危機の中で生活しており、もし援助約束や支援プログラムがさらに減らされるなら、影響は破滅的になりうるでしょう」と、カリタス香港の国際協力部長で、カリタス朝鮮民主主義人民共和国プログラムの先頭に立っているキャシー・ゼルベガーは述べた。

1995年、カリタス・インターナショナルは、朝鮮による国際社会への最初の支援の求めに応じた、最初の人道的機関の1つである。今日まで、カリタス連合は、バチカン市国の事務総長によって出される、世界154の連合メンバーにたいする一連の要請を通じて、朝鮮の900万人の人々へ2300万米ドル相当以上の食糧援助を送ってきた。

国連世界食料計画は、先月、アメリカが食糧10万トンの援助約束をしたあと、120万人の朝鮮の人々へ食料配給を再開すると発表したが、あらゆる朝鮮の人々の食糧入手を確実にするには、さらに必要としている。

朝鮮は、1990年半ば以来、国際食糧援助を受け取ってきたが、慢性的な栄養不良、特に子どもたちの間のそれは存続している。5歳以下の子どもの40パーセント以上が栄養不良と推定され、その影響は、将来にわたってずっと感じられることだろう。

「慢性の栄養不良が子どもたちに及ぼしている影響を見るのは印象的です」と、ゼルベガーは言う。「たいていの子どもたちの成長は、慢性的な食糧不足で妨げられてきました。朝鮮の7歳の男の子の身長は105センチほどしかありませんが、他方、韓国では125センチです。」

国連によれば、朝鮮の平均的な人々は、1日に食料9オンス弱を受け取るが、それは、成人に推奨される量の半分である。カリタスは、国際社会からの増加がなければ、この数字はさらに低くなるだろうと懸念する。

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