国連人道調整局 状況報告書 No.2
朝鮮民主主義人民共和国・洪水

http://www.reliefweb.int/rw/rwb.nsf/db900SID/HMYT-6SSJXC?OpenDocument&RSS20=02-P

この報告書はピョンヤンの国連常駐調整官・人道調整官事務所(UN RC/HC)や国際 赤十字赤新月社連盟などから得た情報に基づいている。

    状況

  1. 7月14日から16日にかけて発生した集中豪雨は国土の多数の地域で深刻な洪水 や地滑りを引き起こし、特に平安南道や黄海北道、江原道、咸鏡南道が被害 を被った。朝鮮の公式報告では151名が死亡したとされ、外部の報道機関では それより遥かに大きな数字を挙げているが、確証は得られていない。加えて地滑 りや鉄砲水により23,400棟の家屋が全壊もしくは半壊し、16,900世帯が家を失 い、農作物の収穫やインフラにも甚大な被害が及んだ。
  2. 国際社会の対応

  3. 赤十字は即座に対応し、最も被害が深刻と政府が発表した6郡でこれまでに4950 個の家族用救援援助セットを配布した。国内の赤十字連盟災害管理官が配布に立 ち会い、洪水の状況を視察した。配布された物資は緊急時の為に国内に備蓄され ていたものである。
  4. 公衆衛生省は4道8箇所の郡病院と66箇所の地域医院にUNICEFの医薬品セットを配 布した。セットには3か月分の緊急用必須医薬品が入っている。郡病院に配布さ れたものは1万人、地域医院のものは5千人分である。UNICEFの国内備蓄より拠出 された。
  5. WFliは平安南道ソンチョン郡で食糧難に遭った住民に150トンの食糧を配給してい る。食糧は1万3千人が30日間食べるのに充分な量であり、進行中の事業用の国内 備蓄が充てられた。
  6. 大韓民国政府は市民社会からの寄付金を元に約1千万ドル相当の支援を予定して いる。追加支援として、恐らくは米と緊急医薬品が朝鮮赤十字会の要請に応えて 送られる見込みである。
  7. OCHAはピョンヤンのRC/HC事務所と緊密に連絡を取っており、更に情報が入り次 第報告を更新したい。