朝鮮の食糧事情は大水害と収穫流失により悪化

世界食糧機構 2007年8月17日

http://www.reliefweb.int/rw/rwb.nsf/db900sid/EVOD-766HZW?OpenDocument&rc=3&emid=FL-2007-000126-PRK

(OCHAの報告と重なるため一部省略)

今回の水害は2007年の同国の穀物生産に重大な悪影響を及ぼすものと見られる。 全体的な食糧生産の減少量を見積もるにはまだ尚早ではあるが、概算では20〜 30万トン穀物が水害により失われたと見られる。だが今年の最終的な収穫量は 今後数ヵ月の天候に拠っている。

既に厳しい状況にある同国の食糧供給は、憂慮されている2007年の収穫高の低 下により更に悪化すると見込まれる。ここ数年の農業生産は着実に回復しては いたものの、水害以前から2006/2007穀物年(11月〜翌10月)は100万トンの穀物 が不足すると見込まれていた。その不足分の多くは食糧支援によりまかなわれ ると期待されていた。だが2006年11月から2007年7月の間に同国が輸入できた 食糧は50万トンにすぎない(主に韓国からの支援)。食糧消費量が従来の水準を 保つ限り、残りの不足分は追加の食糧支援か商業輸入に頼るしかない。各世帯 では収穫前の作物や食糧の備蓄を失い、水害による地域の食糧確保への悪影響 は2008年度まで尾を引くであろう。