粉ミルク緊急支援キャンペーンについて

                                               
”キャンペーン中間報告”


 1999年11月18日から一週間、私たちの会の代表、竹本昇が、食糧危機の下におかれた子どもたちの健康と栄養状態を視察するため、朝鮮民主主義人民共和国を訪問しました。

 竹本代表は、各種の子ども施設やWFPピョンヤン事務所、それに近郊の農場などを訪問し、多くの写真やビデオ映像も持ち帰りました。(ハンクネット・ジャパンとしては、今後、竹本代表の訪朝報告集会を催し、また、当ホームページ上にも訪朝記録を掲載して行く予定です。)

 さて、竹本代表の訪問先の1つにピョンヤン育児院というところがありましたが、この育児院というのは、各道、各直轄市に1ヵ所ずつあり、日本でいえば乳児院に当たる施設であり、母親が亡くなってしまったか、あるいは、病気入院中であるような場合の0歳から5歳までの子どもたちが収容されている施設だそうです。



ピョンヤン育児院を視察した竹本代表(写真後列左2目)


栄養食の緊急支援を訴える医師(写真左)と院長(写真右)

 このピョンヤン育児院の子どもたちと面接した結果、栄養不足のため、発育不良の子どもたちや、額や頭に斑点ができているような子どもたちがいることが確認されました。そして、その育児院で現在いちばん必要なものは、子ども用の栄養食であり、それらを是非送ってほしいという要望を直接、受けました。特に、粉ミルクや子ども用栄養剤が必要であり、粉ミルクでは、虚弱な乳児には日本製粉ミルクがいちばん良く合うとのことでした。

 0歳から1、2歳くらいまでは、知能のベースが決定的に発達する時期だそうです。この頃の栄養不足は、一生涯、取り戻せない結果をもたらすと、国連資料などでも言われています。



目が大きいのは、栄養失調の症状と言われている
(写真右から2人目)




栄養不良によって頬に吹き出物ができている子ども


 そこで、ハンクネット・ジャパンでは、国連世界食糧計画(WFP)へのカンパとは別に、並行して、直接、ピョンヤン育児院の子どもたちに栄養食を送る支援活動に取り組むことになりました。

 支援の方法は、主に乳幼児用の粉ミルクをできるだけ多く調達して、船便で送ることを計画しています。第一回の発送は、2000年2月中を目途に準備を進めて行きます。

 つきましては、粉ミルク等の購入資金と輸送費を調達するため、皆様方にカンパのご協力をお願いいたします。
 ご協力いただける場合は、下記の郵便振替、銀行口座へ1口 1,000円以上のカンパ金をお振込みくださるようお願い申しあげます。

★郵便振替・口座番号 00930−6−154275
  加入者名=朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン

★百五銀行上野支店 普通預金・口座番号 566120
  加入者名=朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン

 カンパをしてくださる方で、同時に(振り込み用紙通信欄で)ご住所もお知らせいただけた方には全員に、後日、ハンクネット事務局からニュースレターをお送りするなど、必ず支援活動の状況をご報告、お知らせすることをお約束いたします。また、ピョンヤン育児院からの手紙は、当ホームページ上に翻訳付きで掲載して公表してまいります。(ハンクネットからの郵便物差し出し名は、「ハンクネット・ジャパン」となります。)

 なお、今回、代表の竹本は、ピョンヤンとウォンサンの2都市しか視察訪問しておらず、食糧難がもっとも厳しいと推測される北東部の様子はわかりません。WFPは、2000年度の支援活動では、これまで以上に北東部への援助を強化すると見込まれますので、北東部へのWFPを通じたカンパ支援も、引き続き、合わせてお願い申しあげます。

朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン(略称:ハンクネット・ジャパン)
〒518−8799 上野郵便局 私書箱37号



栄養不足で頭部にデキモノができている子ども


低体重出生の子ども




HANK-NET Japan