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のりこえねっとへの決別状

 さる6月18日、京都大学訪問研究員の鄭玹汀(チョン・ヒョンジョン)さんという韓国人女性が自らのfacebookで学生団体SEALDs(シールズ)の綱領を、日本の戦争責任を曖昧にし、ナショナリズムに基づく独善的なものとして批判しました。そうしたところ、SEALDsの支持者たちからネット上で猛烈なバッシングを受けました。さらに同じ研究室の男からも脅迫まがいのことをツイッターで書かれるなどして、いまも研究活動や日常生活に支障をきたしている状況です。

 この鄭さんバッシングの中心人物の1人がC.R.A.C.(対レイシスト行動集団、旧レイシストしばき隊)の代表格である野間易道氏です。野間氏は鄭さんに対する罵倒や中傷をまとめてインターネット上に公表し、多くの人からの批判や抗議にもかかわらず、いまだにそれを削除していません。反レイシズムを看板に掲げる団体を主宰する人物が、自ら韓国人女性の人権を踏みにじっているわけです。

 その野間氏はあろうことか、「のりこえねっとTV」のキャスターを務めています。「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える」ことを目標と掲げるのりこえねっとが、このような人物を起用することは断じて許されるものではないと考えます。この問題はすでにメーリングリストやブログなどを通じて提起され、のりこえねっと関係者が知りうる状況になって2カ月近くが経過しました。しかし、のりこえねっと側からはまだ何の意志表明もなされておりません。

 朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン(ハンクネット)は2013年9月、のりこえねっと設立時に依頼を受け、代表の竹本昇が賛同支援者となっています。しかし、のりこえねっとが野間氏による重大な人権侵害に目をつぶり、差別に加担している状況が明らかになった以上、ハンクネットはのりこえねっとに協力するわけにはいきません。本日をもって、のりこえねっととの関係を解消し、賛同支援者を下りることを宣言します。


2015年 8月30日

朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン(ハンクネット)
代表・竹本昇



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